厳しかった残暑が終わりを告げ、ここ新潟では新米の収穫期を迎えております。

2017年8月26日(土)・27日(日)に開催されました日本幼少児健康教育学会第36回大会【秋季:新潟大会】には全国各地から60名近い皆様からご参加をいただきましたことに改めてお礼を申し上げます。

本新潟大会では「見つめよう子どもの今、考えよう子どもの未来」を大会テーマに掲げ、子どもの今を直視し、子どもたちの豊かな未来のために何をなすべきかを研究発表や講演を通し、研鑽を深めていきました。

記念講演Ⅰでは、能登宏先生(新潟大学)から「特別支援教育の現状と課題~障害児童生徒及び学生支援の取組から~」と題するご講演をいただきました。特別支援教育は今、学校教育での最重要課題の一つに取り上げられ、すべての人が健康に、そして幸せに生きるための基盤となるものです。ご講演では、最近の特別支援教育の動向や大学での特別支援に係る学生への対応についてもお話しいただきました。

記念講演Ⅱでは、村山敏夫先生(新潟大学)から「運動・認知機能から考える子どもの健康と社会の仕組みづくり」と題するご講演をいただきました。運動神経がよいとはどういうことか、子どもの認知機能を高めるにはどんな運動がよいのかといった子どもの運動と認知機能の関係のみならず、今日、大きな問題となっている貧困と子どもの健康との関係など多角的なお話しをしていただきました。

最後の特別講演では、大森豪先生(新潟医療福祉大学)から「成長期のスポーツ障害・スポーツ外傷」をテーマにご講演をいただきました。スポーツ障害自体は、私たちが研究対象としている子どもたちより、年齢的には少し上の子どもに当たりますが、本大会テーマの後半部分、つまり子どもの未来を考えるという視点からご講演をお願いしました。代表的な骨端症としてのオスグッド病やオーバーユースに伴うスポーツ障害、足関節捻挫の治療と予防、さらにはスポーツによる疲労骨折、そして今日子どもの健康診断に取り入れられている運動器健診などについても解説していただきました。

3つの講演とも時間を超えての質問や中には講演終了後の個別質問など、テーマに対する皆様の関心の高さを見る思いがしました。

また子どもの現実を直視した17の一般発表がありました。こちらも質問を途中で制限せざるを得ないほど活発な意見交換がなされ、大会を盛り上げていただきました。

皆様方のご支援・ご協力により、新潟大会を無事終えることができましたことに感謝申し上げますとともに、皆様のご健康とご活躍をお祈り申し上げお礼のごあいさつとさせていただきます。

 

日本幼少児健康教育学会第36回大会【秋季:新潟大会】

大会会長    塙 佐敏(新潟医療福祉大学)

組織委員長  三宅 孝昭(大阪府立大学)

口頭発表

講演会

懇親会会場からの景色

懇親会